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(3)記号について

 演奏、歌唱における記号についての説明は、工工四の最初の方に書かれています。「読んでおいてください」では不親切ですので、今必要なことだけはここで説明します。
 まず、漢字の大きさの違いです。これは、音の大きさを表しています。歌持の《中工上》で、《工》は小さな文字で書かれているでしょう。ですから、これは小さな音で弾くわけです。どの程度小さな音にするのかは、演奏者によっても違います。お手持ちのCD等で聞いてみてください。
 続いて、漢字の右肩に《`》のついているもの。これは《打音》で、右手で弦を弾かないで、左手でその音を押さえるだけにするものです。「え?これで音がでるの?」と思われるかも知れませんが、しっかり押さえれば(指で弦を軽くたたくような感じ)音がでます。
 漢字の代わりに書かれた《○》は《弾かない(お休み)》、歌詞の横にある小さな《○》は、声を出し始める場所、小さな《□》は、声を切る場所を表します。
 琉球古典の工工四には、他に、赤や黒の線、白抜きの《`》等いろいろな記号の入ったものもあります。今の練習には必要ありませんので、ここでは省略します。
 この本の中では、漢字の大小やこれらの記号は書いていませんのでご了承ください。


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