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〈あがろうざ〉

 〈あがろうざ〉とは、石垣島の登野城のことだそうです。登野城といってもわからない?そうですね、測候所のある、あのあたりです。ますますわからん?詳しく知りたい方は、地図をご覧ください。あ、《NET−【石垣】》も、登野城でしたね。登野城も広いんですね。
 この曲は、子守歌(こもりうた・ふぁーむれーうた)です。宮古島には、〈東里真中(あがすぃざとぅんなか)〉という類似した曲があります。興味のある方は、宮古民謡のCDや工工四も揃えてはいかがでしょうか。

(1)三味線を弾く

 使われている音は、これまでの練習曲ですべて出そろっています。《打音》がたくさん出てきます。ていねいに演奏すると、この《打音》が活きてきますよ。
 ここでは、『掛音(かきうとぅ)』という新しい奏法が登場します。

 〈あがろうざ〉では、《┐》(逆L字)の印がついた音があります。『掛音』の記号です。
 今までは、弦の上から下に向けて弾いていました。『掛音』は、下から上へ、弦を引っかけて音を鳴らします。音の大きさは、漢字の大きさで表されます。
 私のイメージですが、〈あがろうざ〉での『掛音』は、《テン》とはっきり鳴らさず、柔らかい音を鳴らす方がいいと思います。爪を掛けるというよりも、やや滑らせるような感じと言えばいいでしょうか。工夫しながら《子守歌》にふさわしい曲に作り上げてください。


(2)歌う

 むずかしい発音が多いですね。漢字で表記されていて、読み方のわかりにくい所もありますので、書いておきます。
 《下》=《すぃた》、《子守りや》=《ふぁむりゃ》、《揃る寄てぃ》=《するゆてぃ》、《抱ぎ》=《だぎ》、《腕》=《うでぃ》、《大人》=《うふぴとぅ》、《筆》=《ふでぃ》、《取るぃ》=《とぅるぃ》、《沖縄旅》=《うくぃなたび》、《美御前》=《みょまい》、《月》=《つくぃ》、《星》=《ふすぃ》、《親》=《うや》、《姉》=《あに》
 こうなってくると、辞書を作っているみたい。


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