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〈みるく節〉

 CD『八重山の歌上巻其の2』には、〈みるく節〉が収録されています。沖縄では、祝宴の最後は《カチャーシー》。みんなで踊って気持ちよくお開きというのが定番です。八重山でも同様ですが、踊ったあと〈みるく節〉で締めくくることが多いですね。《みるく》とは、〈鶴亀節〉で説明したように神様のこと。最後はこの歌でみんなの幸せを願いつつ家路につくというわけです。
 西表島の祖納村では、〈仲良田(なからだ)節・みりく節(祖納では《みるく》ではなく《みりく》になります)〉の2曲をセットにした踊りがあります。〈みるく節〉と歌詞はまったく違いますが、メロディーはよく似ています。
 本島には、〈赤田首里殿内(あかたすんどぅんち)〉という童歌がありますが、この〈みるく節〉にそっくりです。もとは同じ歌だったのでしょうけれど、ずいぶん使われ方がちがいますね。
 〈みるく節〉のちらしとして〈やらよう節〉を歌うこともあります。〈やらよう節〉の収録されたカセット等が手に入りましたら、いっしょに練習されるとよいでしょう。


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